出産後のホルモンバランスで抜け毛が急増!


女性にとって出産は人生最大のイベントだと思います。

ただ、その出産が自身の体に思わぬ変調をもたらす事があります。
そのひとつが、出産後の抜け毛です。

ひどい方だと、お風呂の排水口が真っ黒になる程、抜けてしまう場合もある様です。
かなりショッキングな事ですが、そんな出産後の抜け毛についてお話させて頂きます。

抜け毛の一番大きな原因は、出産後のホルモンバランスの乱れです。
一般的に出産後、3ヶ月目ぐらいから抜け毛が気になってくる方が多い様です。

女性ホルモンには、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2種類があります。
妊娠をしていない状態ではプロゲステロンとエストロゲンが2週間ごとに、
交互に優位な働きを繰り返しています。

しかし、妊娠中はプロゲステロンのみが優位に働いている状態になります。
出産が終わると、また元に戻るのですが、エストロゲンの増加が急激に起こるため
体がその変化についていけなくなり、ホルモンバランスが乱れて、体に支障が出ます。
抜け毛もそのひとつなのです。

また、エストロゲンは毛髪を発達させる役目を持っていますので、妊娠中に
抜けるはずだった毛髪が、出産後に一気に抜けてしまうとも考えられています。

出産後のホルモンバランスの乱れは、誰にでも起こりうる事で、避けて通ることは出来ません。
しかし、出産後の生活習慣が、さらにホルモンバランスを乱す原因になっていることもあります。

◆出産後のストレス

出産後は、赤ちゃんが生活の中心となり、出産前の生活リズムとは一変してしまいます。
さらには授乳や赤ちゃんの夜泣き等で、睡眠不足となり、心身ともに疲れ果てて、
大きなストレスとなってしまいます。

初めての出産ですと、育児への不安も募り、精神的にも大きなストレスを受けてしまいます。

ストレスを受けますと、視床下部がそれに対処する為に、従来行なっていた女性ホルモンの分泌を
後回しにしようとします。これによって、エストロゲンが減少して、毛髪の発達が遅れてしまうのです。

◆骨盤のゆがみ

骨盤は出産によって広がり、ゆるんでしまいます。そのまま固まってしまう事で、
ゆがみが生じてしまうことがあります。

骨盤がゆがみますと、子宮を圧迫して血流が悪くなり、卵巣に充分な栄養が
供給出来なくなってしまいます。

その為、卵巣で作っているエストロゲンの生成が滞る事にもなります。
実際、骨盤のゆがみによって、エストロゲンが半減してしまったというデータもあるぐらいです。

◆出産後の無理なダイエット

出産によって増加してしまった体重を減らそうとして行なうダイエットも、
抜け毛の原因になる場合があります。

無理なダイエットとは、1ヶ月に体重の5%以上減らす事です。
急激に体重を減らしますと、視床下部が栄養失調となり、
あらゆるホルモンの分泌量が低下します。

勿論、エストロゲンの分泌も減少して、毛髪の発達に悪影響を及ぼします。

エストロゲンは毛髪の発達以外にも、悪玉コレステロールの増加を抑えたり、
分解、排泄する働きも持っています。

さらに、肌や頭皮の老化を防ぐコラーゲンや髪の毛の主成分であるケラチンを生成しています。
こういった事からエストロゲンが減少すると、体に色々な不具合が現れるのです。





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